妊活を始めて２周期目で妊娠することができましたが、８週で稽留流産となりました。この記事では流産宣告〜手術当日までの経緯を紹介します。
流産宣告〜手術前日
年末ということもあり、自然排出を待つ選択肢はなく、手術一択でした。手術日はクリスマス。吸引法での手術になること説明され、一定の確率で流産する的な感じで慰められ、血液検査をして同意書を渡されて帰宅。(会計が自費だったのが引っかかりましたが…。もう妊婦じゃないのに？って思っていました)
注意点は前日22時から絶飲食、マニキュアはオフする、アクセサリー類は外す、当日は全身麻酔だから運転NG、送迎してもらうかタクシーで。
前日もつわりがまだあったので、空腹になるのが怖くて22時ギリギリまで色々食べていました。赤ちゃんが育ってると思えば耐えられたつわりも、そうじゃなくなった後はただただ辛かったです。
つわりに苦しみつつ、ネットでひたすら手術について検索。前処置が痛いという体験談を見て怖くなっていました。
手術当日
9:00 夫の運転で病院へ(受付で同意書提出)
いつもワクワクしながら通ってた道だから、道中とてつもなく悲しくなりました。
9:15 診察(腹部エコー・前処置)
今まで経膣エコーだったのに、急に腹部エコーでびっくり。楽しみにしてた初の腹部エコーが流産の最終確認になるとは…。夫と一緒に赤ちゃん見たかったのに…。
「赤ちゃんに栄養いってない」って改めて言われ、知ってるしエコーも見えてるから言わなくていいよ、無神経すぎって心の中で毒づく。
内診台に移動して前処置。子宮口を広げるって言われたけど何なのかはよくわかりませんでした。
深呼吸してとか力抜いてとか言われたけど、痛すぎて呼吸止めちゃうし、力入りまくるしで色々無理。よく聞こえなかったけど、先生が看護師さんにもうこれでいいでしょみたいに言ってた気がします。(入れるの諦めた？？)
何かしらの処置の後、抗生物質とロキソニン渡されて、一度会計待ち。
9:30 会計(約20,000円(三割負担))・移動
ナースステーションに行くように言われたけど迷子。やっと見つけて声かけた看護師さんが冷たすぎて嫌な気持ちになる。手術って伝えたら別の看護師さん(助産師さん？)が登場。人違いで中絶だと勘違いされて泣きながら訂正。
分娩室に通されて手術着に着替えて待機。点滴と心拍計？つけられる。分娩台で横になって待機。
隣の部屋で誰かの出産が始まる。感染対策でドアが開いていたので、声が丸聞こえ。見知らぬ人が陣痛に苦しむ声を聞きながらまた号泣。イヤホンでラジオを聴いて気を紛らわそうとしたけど、防ぎきれずに涙が止まらなくなりました。
隣の人無事出産できたあたりでやっと涙が落ち着く。(男の子だったらしい、安産羨ましい)
11:00頃 院長先生登場
分娩台に脚を固定されて点滴で麻酔。先生に途中で麻酔切れたりしないか聞いて、大丈夫って言われたあたりで意識が途絶える。
うっすらしか覚えてないけど、手術終わった後、看護師さんと話しながら号泣。隣で出産してたのが嫌だったって言ったかも？？
13:00頃 完全に覚醒
誰か来ないか待ったけど全然来なくて途方にくれる。ベッド脇にナースコールらしきものを見つけてとりあえず押す。
結構経ってから来た看護師さんにトイレ行っていいか聞いて、点滴外してもらう。
トイレ行って戻ったら誰もいなくなってたので、とりあえず着替え。部屋を出たところにいた看護師さんに帰っていいか聞いたら、受付通らずそのまま帰っていいと。
術後について説明なさすぎることにイライラしすぎて、少し悲しみを忘れました。(悲しみを和らげるためにあえて怒らせてるなら、成功ですねって思う)
13:45頃 帰宅
夫に迎えに来てもらって帰宅。夫にも隣で出産してて嫌だったって伝えて号泣。夫困惑。
家に帰ってから、次いつ受診すればいいか聞いていないことを思い出して、病院に電話。(前処置の時とかに言っておいてくれても良くない？って思ってまたイライラ)。年明けに受診するよう指示。
夜までずーっと若干ふわふわしていたものの他は特に問題なく早めに就寝。
今思うこと
今思い返しても辛いし、時々フラッシュバックして涙が止まらなくなります。産婦人科だし、仕方ないんだけど、もっと配慮してほしかったなっていうのが正直な気持ち。流産の処置専用の部屋があればいいのに…。
万が一また流産して手術することになっても、同じ病院には二度と行かない、分娩してない病院に行くことを決意。
