【無痛分娩】妊娠〜出産までにかかった医療費・給付金・自己負担額【不妊治療クリニック→産婦人科専門病院】

妊娠してから出産までにかかった費用をまとめて自己負担額を計算してみました。

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出産の様子は↓から。

妊娠〜出産までのあれこれ

  • 心拍確認までは不妊治療クリニック
  • 心拍確認後は産婦人科専門病院へ転院
  • 妊婦健診3回目から分院→本院への転院
  • 里帰りなし
  • 無痛分娩(吸引・会陰切開あり)
  • 持病あり(橋本病/チラーヂン服用)

不妊治療クリニックに通っていたため心拍が確認できるまでは不妊治療クリニック、その後は産婦人科専門病院で診てもらっていました。

※不妊治療クリニック、産婦人科専門病院ともに関東です。

病院とクリニック(医院)の違い

  • 病院:ベッド数20床以上
  • クリニック(医院):ベット数19床以下

私が通っていた産院はベッド20床以上だったので病院。産科婦人科の他に小児科も併設されていました。

妊娠確定〜不妊治療クリニック卒業までの医療費

6週目と7週目に受診し、その後産院に転院しました。2回とも費用は自費(10割負担)で合計15,000円。

不妊治療クリニックに通っていたものの、不妊相談を行っている婦人科から不妊治療専門のクリニックに転院した周期での妊娠だったため、検査のみで治療はしておらず、薬も一切なしの状況でした。

そんな状況だったので判定日はなく、自宅で妊娠検査薬を使用して陽性を確認してからクリニックを受診しました。

胎嚢確認

妊娠検査薬を使用して陽性だったことを伝えて6週目に受診。クリニックでの尿検査や血液検査はなく、エコーのみ。子宮内に胎嚢を確認できたので正常妊娠との診断。正常妊娠が確定したため自費で6,000円。

心拍確認・クリニック卒業

7週目に心拍確認のために受診。この日もエコーのみ。赤ちゃんの心拍やサイズ等に問題がなかったため予定日確定となり、産院への紹介状を書いてもらって無事にクリニックを卒業。紹介状3,000円、エコー6,000円でした。

産院へ転院後の医療費(妊娠初期)

8週目から産院に転院。そのタイミングで母子手帳を持ってくるように言われたので、転院後は基本的に助成券が使えました。

8週目、10週目、12週目の計3回の受診で合計23,580円。

産院初診/妊婦健診①

8週目に不妊治療CLの紹介状と母子手帳を持って産院の初診へ。尿検査、体重測定、血圧測定、問診、経膣エコー、腹部エコー、クラミジア検査、血液検査(血液型、風疹抗体、各種感染症)で、助成券を使用して13,180円でした。

本来は子宮頚がんの検査もするようですが、私は自治体のがん検診を受けたばかりだったので、補助券が使えないらしく、その時の結果を見てもらって検査はなしになりました。

検査結果

10週目に前回の検査結果を聞くために受診。自費でよければエコーもしてくれるということだったのでエコーもしてもらって2,800円。

妊婦健診②

12週目に2度目の妊婦健診(尿検査、体重測定、血圧測定、エコー、問診)。持病の関係で受けていた血液検査の結果を見せたところ、あまり良くない数値があったらしく血栓予防のための薬を処方されました。

また、家の近くの分院で診てもらっていましたが、中期の健診は一度は本院で受けないといけないとのことで、本院に提出する用の紹介状を書いてもらいました。(初診前にHPを見た時は臨月まで分院で診てもらえるような感じだったのに、方針が変わったとかで今年から紹介状が必要になってしまったらしいです)

妊婦健診が2,000円、薬代が650円、紹介状が4,950円で合計7,600円でした。

産院での医療費(妊娠中期)

中期からは本院で健診。一度診てもらった後は分院に戻る予定でしたが、本院の方が色々充実していて本院の方がいいなと心変わりして、そのまま本院で診てもらうことにしました。

16週目、17週目(2回)、20週目、24週目、26週目の計6回の受診で合計9,250円。

妊婦健診③

16週目に本院で妊婦健診(尿検査、体重測定、血圧測定、エコー、問診)。前回に引き続き血栓予防の薬を処方。妊婦健診は助成券を使って自己負担0円。薬代が320円でした。

急遽受診

17週目に自宅の階段を踏み外してお尻を強打してしまったため、急遽受診し、エコーと内診をしてもらい1,880円でした。

翌日も念のため受診するように言われたため、再度受診。エコーと内診、強打したお尻が痛すぎたため痛み止めを処方してもらい590円。

妊婦健診④・中期スクリーニングエコー

20週目に妊婦健診(尿検査、体重測定、血圧測定、エコー、問診)と中期のスクリーニングエコー。前回に引き続き血栓予防の薬を処方。妊婦健診は助成券を使って自己負担0円。薬代が320円、中期スクリーニングエコーは自費で4,000円でした。

妊婦健診⑤

24週目に妊婦健診(尿検査、体重測定、血圧測定、エコー、問診)。前回に引き続き血栓予防の薬を処方。妊婦健診は助成券を使って自己負担0円。薬代が270円でした。

妊婦健診⑥

26週目に妊婦健診(尿検査、体重測定、血圧測定、エコー、問診)、中期の血液検査、前回に引き続き血栓予防の薬を処方。妊婦健診は助成券を使って自己負担0円、血液検査2,000円、薬代が190円でした。

産院での医療費(妊娠後期)

28週目、31週目、32週目、34週目、36週目(2回)、37週目、38週目の計8回の受診と30週目の電話診療(2回)の合計で24,840円でした。

妊婦健診⑦

28週目に妊婦健診(尿検査、体重測定、血圧測定、エコー、問診)。助成券を使って自己負担0円でした(血栓予防の薬は28週で終了)。

電話診療

30週目に健診の予定でしたが、夫がコロナになってしまったため、病院に電話で相談しました。数日様子を見るように言われたため、後日再度電話で相談しました。計2回の電話診療で440円。

妊婦健診⑧・後期スクリーニング検査・4Dエコー

31週目に妊婦健診(尿検査、体重測定、血圧測定、エコー、問診)、後期スクリーニング検査と4Dエコー。妊婦健診が助成券を使って自己負担0円、スクリーニング検査と4Dエコーが8,700円でした。

妊婦健診⑨・NST開始

32週目に妊婦健診(尿検査、体重測定、血圧測定、エコー、問診)。この時からNSTが始まりました。NST用のベルトは買取なので500円で購入。また、持病の血液検査の結果を見せたところ貧血気味ということで鉄剤を処方されました。

妊婦健診は助成券を使って自己負担0円、NSTが1,800円、薬代が270円でした。

妊婦健診⑩

34週目に妊婦健診(尿検査、体重測定、血圧測定、エコー、内診、問診)、NST。妊婦健診は助成券を使って自己負担0円、NSTが1,800円でした。

急遽受診

36週目に胎動が少なくて不安になり、急遽受診。NSTやエコーをしてもらい、5,980円でした。

妊婦健診11

36週目に妊婦健診(尿検査、体重測定、血圧測定、エコー、内診、問診)、NST、後期の血液検査。血液検査の結果、貧血で引っかかったため、鉄剤を処方されました。

妊婦健診は助成券を使って自己負担0円、NSTが1,800円、血液検査と薬代で820円でした。

妊婦健診12

37週目に妊婦健診(尿検査、体重測定、血圧測定、エコー、内診、問診)、NST。妊婦健診は助成券を使って自己負担0円、NSTが1,200円でした。(この週だけNSTも助成券に含まれていたようでいつもより600円安かったです)。

妊婦健診13

38週目に妊婦健診(尿検査、体重測定、血圧測定、エコー、内診、問診)、NST。妊婦健診は助成券を使って自己負担0円、NSTが1,800円でした。

出産費用

39週3日に陣痛が来て入院、39週4日に出産、その4日後に母子揃って退院しました(入院日数は6日)。

医療費は合計651,440円でした。分娩・入院費が640,470円、子の検査等々で10,970円。

もらえたお金

健康保険組合や自治体、民間の医療保険からもらえたお金は合計672,000円でした。

健康保険組合から出産一時金50万円+付加金1.2万円。自治体から出産子育て応援給付金で10万円。民間の医療保険で6万円(経膣分娩でしたが吸引分娩だったので保障の対象になりました)。

最終的な自己負担額

給付金678,000円、支払額724,840円だったので、実際に負担した額は52,110円でした。

支払額
妊娠判定15,000
健診(初期)23,580
健診(中期)9,250
健診(後期)24,840
出産651,440
合計724,110
給付額
健保組合512,000
自治体100,000
医療保険60,000
合計672,000

持病(橋本病/内科)の医療費

妊娠がわかってから出産までは、月1で血液検査、その翌週に結果を聞いて薬処方という感じで、月2回(計20回)受診し、合計76,208円でした(薬代も含む)。

妊娠を機に毎月の血液検査と服薬が必要になったため、妊娠とは直接関係ありませんが、我が家では妊娠にかかった費用という認識なので、持病の医療費も計算。(非妊娠時は血液検査は半年に1回、薬は無しだったため)。

kinoco
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夫婦別財布で妊娠出産費用は夫婦共通口座(それぞれ毎月一定額貯金)から支払いのため、どこまでを妊娠にかかった費用に含めるかは我が家にとっては重要。

まとめ

自己負担額は産科と内科を合わせて(約5.2万円+約7.6万円)約12.8万円でした。

産科のみで考えると7%くらいの負担額!助成券とか出産一時金とか諸々でかなり負担額減って驚き。保険適用するみたいな話もありますが、保険適用で3割負担にするより今のままの方が負担額少なそうな感じ……。

kinoco
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医療費が10万円を超えたので医療費控除もします!


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