日本製・海外製の排卵検査薬を計5種類使用して、メーカーごとにどれくらい反応に違いがあるのかを比較してみました。どの検査薬を使えばいいか迷っている方の参考になれば嬉しいです!
排卵検査薬とは?
正式名称は排卵日検査薬。その名の通り排卵日を予測する検査薬。尿中に含まれる黄体形成ホルモンを(LH)を検知する尿検査キットのような感じ。
排卵直前になるとLHの分泌量が上がるため、それを検知することで排卵日を予測する仕組み。
検査薬の種類によって差はあるものの、排卵日の1〜2日前から反応するようになっていることが多い。(詳しくはそれぞれの検査薬の説明書に載っていると思うのでそれをご確認ください。)
排卵検査薬の種類
ネット通販を利用すれば日本製の検査薬だけでなく海外製の検査薬も比較的に簡単に手に入ります。
それぞれの違い(メリットデメリット)はざっくりこんな感じ
メリット | デメリット | |
日本製 | 検査しやすい 検査後保管しやすい すぐ手に入る 外出先でも使いやすい | 高価(数百円/本) かさばる |
海外製 | 安価(100円以下/本) 大量に買える コンパクト | 採尿容器が必要 検査後保管しにくい 購入先が限られる 到着までに時間がかかる |
日本製のものはホルモンを検知する検査紙がプラスチック製のケースに入っているものが多く、海外製のものは検査紙むき出しのものが多い。使いやすいのは日本製だけど、コスパがいいのは海外製。
日本製の排卵検査薬はドラッグストアでも売っていますが、「第1類医薬品」なので、薬剤師さんがいないと購入できません。でも、Amazonや楽天などでも購入可能なので、比較的手に入りやすいです。
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一方、海外製の検査薬はAmazonや楽天では販売していないので、専門のサイトから購入する必要があります。また、海外からの発送になるので注文してから到着まで1〜2週間くらいかかります。
私はこうのとり検査薬.NETを利用しています(https://kensayaku.net)。送料無料で、使い方の質問にも答えてくれるのでおすすめです!
比較の目的
普段は海外製排卵検査薬のluckytestを使用していますが、それが手に入らなくなった時のことを考えて、他のメーカーの検査薬も使ってみることにしました。
日本製の検査薬で代用できるのか、他の海外製の検査薬と反応の仕方が違うのかをメインに下記の目的で比較しました。
- メーカー毎に陽性になり始める時期に違いがあるのか
- 日本製と海外製で同じくらいの反応を示すものはあるか
- メーカー毎に陽性になっている期間に違いはあるのか
比較方法
検査の条件
- D11から検査スタート
- 18時〜19時に検査
- 陽性になり始めたら7時〜8時にも検査
- 日本製は直接かける(2秒)
- 海外製は紙コップで浸す(10秒)
- 尿は使いまわさず検査薬ごとに分ける
- 検査から5分後に撮影
D11から始める理由
私の生理周期は28〜36日周期とバラバラなため、1番早い28日周期の場合を想定して検査開始。28日周期だとD15で排卵するはず。排卵1〜2日前(D13〜14)に検査薬が反応し始めるはず。
初めて使う検査薬もあるので陰性もしっかり確認するために、余裕をもって排卵4日前のD11から検査開始としました。
結果
基礎体温と排卵検査薬の結果からD16で排卵したと考えて排卵○日前としています。
D11(排卵5日前)
- ドゥーテスト:陰性
- ウーマンチェック:陰性
- wondfo:陰性
- luckytest:陰性
- DAVID:陰性
5種類とも基準線(右の線)より判定線(左の線)が濃い場合は陽性と判断する検査薬なので、左に線が出ていても薄ければ陰性です。今回は全て判定線の方が薄いので陰性。
D12(排卵4日前)
- ドゥーテスト:陰性
- ウーマンチェック:陰性
- wondfo:陰性
- luckytest:陰性
- DAVID:陰性
D12も全て陰性。なぜか前日よりも薄くなりました。もしかしたら水分の摂りすぎで尿薄かったかも。
D13(排卵3日前)
- ドゥーテスト:陽性
- ウーマンチェック:陰性
- wondfo:陰性
- luckytest:陰性
- DAVID:陰性
ドゥーテストのみ陽性。他4つは前日よりも濃くなり始めてるものの、陰性。
D14(排卵2日前)
- ドゥーテスト:陽性
- ウーマンチェック:陽性
- wondfo:ぎりぎり陰性
- luckytest:ぎりぎり陰性
- DAVID:弱陽性
D14ドゥーテストは確実に陽性。ウーマンチェックも陽性。wondfo、luckytestは陽性に限りなく近いけどぎりぎり陰性。DAVIDは怪しいけどぎりぎり陽性、弱陽性。
D15(排卵1日前)朝
- ドゥーテスト:強陽性
- ウーマンチェック:陽性
- wondfo:陽性
- luckytest:陽性
- DAVID:陽性
D15朝ドゥーテスト強陽性。他4つもしっかり陽性。
D15(排卵1日前)夜
- ドゥーテスト:強陽性
- ウーマンチェック:強陽性
- wondfo:陽性
- luckytest:陽性
- DAVID:陽性
日本製の2つは強陽性。海外製の3つは強陽性とは言えないもののしっかり陽性。
D16(排卵日当日)朝
- ドゥーテスト:陽性
- ウーマンチェック:陽性
- wondfo:ぎりぎり陰性
- luckytest:陰性
- DAVID:陰性
日本製の2つはまだしっかり陽性。wondfoは怪しいけどぎりぎり陰性。海外製の他2つは割りとしっかり陰性になりました。
D16(排卵日当日)夜
- ドゥーテスト:陰性
- ウーマンチェック:陰性
- wondfo:陰性
- luckytest:陰性
- DAVID:陰性
5つ全部陰性になりました。
基礎体温
まだ上がりきっていない感じはするけど、D17で上がっているし、検査薬も陽性→陰性になっているので、D16で排卵したと考えて良さそう。
結果のまとめ
ドゥーテスト | ウーマン チェック | wondfo | lucky test | DAVID | |
陽性 | 排卵3日前 | 排卵2日前 | 排卵1日前朝 | 排卵1日前朝 | 排卵2日前 |
陰性 | 排卵日夜 | 排卵日夜 | 排卵日朝 | 排卵日朝 | 排卵日朝 |
陽性期間 | 3日間 | 2日間 | 2日間 | 2日間 | 2.5日間 |
排卵○日前は私の場合なので、個人差があると思います!
感度の良さはドゥーテスト>DAVID>ウーマンチェック>luckytest=wondfo という感じでした。
普段使っているluckytestの代わりに使うとしたら、海外製ならwondfo、日本製ならウーマンチェックがいいかなという結論。
ドゥーテストは感度が良すぎて早く陽性になりすぎるから使う場合は惑わされないようにした方が良さそう。
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